ココスヤシとは?素人の栽培記録

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さて、数年前から取り組んでいるココスヤシ栽培の記録をついに、ついに、記事にしていこうと思います。
ガーデニングをやり始めたきっかけでもあります。
第一弾としては、ココスヤシとは?について紹介していきます。

3年前から種拾ったり、苗手に入れたり、発芽させたり、栽培したり(継続中)、実食べたり。。
色々やってきて成功事例、失敗事例が多くできましたので今週より徐々にUPしていきます。

いわきでも、素人でも…、一から育てられるんだってとこを見せたいと思います!笑

我が家では、今すぐ立派なヤシが欲しい訳でもないので、気長に育てています。
定年する頃には1本くらい立派に育ったココスヤシが庭にあってほしいものです。
きっと処分に困りますが…(TдT)

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ココスヤシとは

もう見た目が、THE南国ですね!
最近では庭に立派なココスヤシがあるお宅も見られるように。ライトアップしていたり、ロックガーデン風にドラセナやアガベとセットになっていたりお洒落な庭には欠かせない存在ですね。

・名称 ココスヤシ・ココス椰子
・学名 Butia yatay / Butia capitata
・分類 ヤシ科ブティア属
・原産国 南米 ブラジル、アルゼンチン
・耐寒性 強い 目安として-6℃前後

ヤシの木の分類の中では小さい部類に属します。
ただし、大きくなると約5~10メートルまでに生長します。
夏になると花を咲かせ、その後2㎝位の小さな実(オレンジ色のピンポン玉サイズ)をつけます。
実は、種が大部分を占めていて、実の部分は少量です。
2年前に実食しましたが、熟していればマンゴー的な味わいです。繊維質でした・・・

耐陰性に優れた特徴がありますが、やはり植物なのでほどほどに、日が当たる日陰がよいのではないでしょうか。
地植えであれば、東北南部がギリギリのラインで栽培は可能。
特にいわき市は、スパリゾートハワイアンズもありますので、いたるところにココスヤシが植えてあります。(言われれば気づくと思います!)
多少の積雪にも耐えることが可能です。

ココスヤシの特徴

7月頃に花を咲かせます。
ただ経験上、毎年ではありません。
緑色の仏炎苞が伸び、仏炎苞が避けると小さな花が咲きます。
これが見たときありません。
我が家のココスヤシは、駆け出しの新人。数年物ではありませんので実がなってからのお楽しみです。
実を収穫しないのであれば、仏炎苞を切ってしまっても問題なし!
仏炎苞が1mほどの大きさまでなります。

葉っぱの特徴

葉は、緑色の長い羽状複葉です。
ヤシの特有の魅力的な姿の葉ですね、常緑のため冬でも落葉せず、青々と茂っています。
我が家のヤシは、幼いこともあり冬にはダメージで茶色くなることもしばしば・・・。
シルバーリーフなど、個体によっての特色があります。

葉の両側にギザギザのトゲがあります。注意です!

実について

実自体は、熟してくると丸くなり、緑色から黄色、最後は赤みのある橙色に変化していきます。
熟すにつれて、とても甘い香りがしてくるため、少しびっくりします(笑)
アリなどが甘い匂いに誘われてきます!実を収穫するときは注意しましょう。

上記にも記載しましたが、実は、そのまま食べられます。
ココスヤシの実は繊維が多く、硬いパイナップル?的な感じであり
熟すと濃厚な甘さで、味はマンゴーに似ています。
実に対して、果実部分は少ないので果汁を吸う感覚になるかと。ジャムに加工できるそうです。

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ココスヤシの成長

庭植え・鉢植え、どちらで育てたとしても、ココスヤシの成長速度は遅いです。
枯れてるのかと勘違いしてしまいます(笑)
逆に観葉植物として鉢植えにすれば、成長速度が遅いため、植え替えも頻繁に不要。
日当たり確保のための移動も簡単で、特に手間がかからないです。

成長自体は、1年に3~5cmと言われています。
葉の寿命は約5年。
木は、100年ほども生きるそうです。

ココスヤシの育て方

環境


ヤシなので、基本的に日光を好む植物です、日当たりのよい場所で育てましょう。
リゾート南国ような日差しは必要なく、よっぽど日陰でもない限り、室内でも栽培可能です。
エアコンなどの冷風が当たる場所はやめた方が良いでしょう。

水はけのよい土を好みます。
ホームセンター等売られているで観葉植物の土でも育てられます。
配合土なら、赤玉土(小さめ)と腐葉土を6:4の割合で混ぜて作ります。

肥料

夏に向けて暖かい時期になると、新芽が成長し始めます。
6~7月くらいからは2カ月に1回を目安に、固形の緩効性肥料をあげるといいです。
成長が遅いココスヤシも、7~9月は急速に生育が速くなります。
むしろここしか変化がわからない!(笑)
成長する時期に、一度にたくさんの肥料を与えると根が傷んでしまうため注意。

水やり

季節ごとの成長にあわせた水やりが、ココスヤシを育てるポイントです。
私は、こういったのが中々できないです。。

夏は毎日たっぷりと水をあげます。
6~9月は、1日に1回はたっぷりと水を与えてください。鉢の受け皿に水がしみ出すほど与えても大丈夫ですが、受け皿にたまった水は捨てましょう。水をそのままにしていると、根腐れの原因になります。

気温が下がったら回数を減らします。
目安は10月頃からで、成長速度が遅くなります。それに合わせて水やりの回数を減らしていきます。
11月から気温が上がってくる5月頃までは成長が止まるため、水やりは間隔をあけて行います。
土の表面が乾いたら水やりのタイミングですが、見てわからない場合は、土を直接触って状態を確認し水をあげます。

剪定

枯れた葉先部分だけ剪定します。
斜めに剪定すると、茶色くなった葉が目立たなくなり見栄えがよくなります。
ココスヤシに限らず、葉が細く尖っている観葉植物は、葉先から茶色く枯れたりするので、見つけ次第剪定するのがポイントです。

ココスヤシは幹が伸びて成長してくると、下の葉が茶色く枯れてきます。
枯れた葉は、都度剪定します。
剪定した部分がゴツゴツした幹となり、かっこよくなっています!

植え替え (鉢植えの場合)

鉢の底からココスヤシの根が出てきたら、植え替えのタイミングです。
適期は、6月~9月頃です。(成長するタイミング)
ココスヤシ自体、成長速度が遅いため、毎年植え替えなくても問題ないとおもいますが
2~3年に一度は植え替えたほうが根の成長を促せますね。
その時使っている鉢よりも一回り大きなものに植え替えて、その後は水をたっぷりあげるとよいでしょう。

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